2009年12月14日月曜日

愛の貧乏脱出大作戦

こんなタイトルの番組があった

どんな内容かおさらいすると…
・貧乏状況が映し出される
・達人の下で修行させられる
・艱難辛苦の末、達人から合格をもらって涙する
・店舗をリニューアル⇒新規オープン
・鬼のように客が押し寄せる
・家族が励ましの手紙を読んで再び店主が涙する

まあこんな内容
その殆どが飲食店である。

しかし…

これを会計の視点から見ると…

これほど残酷な仕打ちは無いと思う。

特に飲食店にとって、突然客が押し寄せる
パターンは極めて危険である

それは何故か?

食材の仕入れのリズムが崩れてしまうからだ
経常的に客が増えるのならば話は別だが

所詮付け焼刃的な対処で、今まで客の
来なかった店に固定客が付くはずもない
興味本位の客ばかりである

その内、客足は減って収入も落ちてくる
そして大量の仕入れの掛け支払いが
やって来る…

典型的な資金ショートのパターン

期間損益とキャッシュの動きの違いを
常に意識して経営していれば問題
は無いが…

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